- ミスを隠しているのが辛い
- いつバレるか不安で夜眠れない
- 今更正直に言うなんて出来ない
- ミスを隠し続けると会社に行けなくなる
- 上司はあなたを怒るより対処を考える
- 打ち明ければ信頼される人間になる
仕事のミスを隠していて、不安で夜も眠れない人は多いはずです。今日こそバレるのではないかと気になって、仕事が手につきませんよね。
僕も仕事のミスを隠していた時は、生きた心地がしませんでした。動悸がするようになり、3ヶ月会社に行けなくなったこともあります。
実はミスを隠すと、あなたが思いもしない責任問題に発展してとても危険です。
この記事では、仕事のミスを隠す心理と危険な理由、隠さず報告するメリット4選をお話します。
パグぞう(pagzo_blogger)
結論、ミスを隠すとあなたが全責任を負うだけでなく、同僚からの信用を失うので超危険です。
怒られるのは一瞬だから、思い切って上司に打ち明けたほうが絶対に良いです。
隠している罪悪感は一生残るよ。怖くても打ち明けた方が、不安な夜を過ごすより100倍良いよ
安心してください。ミスを打ち明けても、上司はあなたを責め続けたりはしません。怒られるのは一瞬で、拍子抜けするほどあっけないものです。
どういうことなのか、説明していきます。
仕事が終わらない不安を抱えている人は、【仕事が終わらない】不安で泣きそうなあなたが今すぐ取るべき行動3選!を読んで下さい。
仕事のミスを隠してしまう心理3つ
最初にあなたが仕事のミスを隠してしまう心理を3つ教えます。
- 上司に怒られるのが怖い
- 同僚に知られるのが恥ずかしい
- バレなければ問題ないと思っている
上司に怒られるのが怖い
あなたがミスを隠しているのは、上司に怒られるのが怖いからです。
ミスをすると余計な仕事が増えるので、上司は怒ると思っているはずです。
なぜミスが起きてしまったのか?しつこく追求されるかもと恐れているはずです。
上司に怒られるのが怖いから、ミスを隠してしまう
同僚に知られるのが恥ずかしい
あなたがミスを隠してしまうのは、同僚に知られるのが恥ずかしいからです。
誰だってミスしたことを知られたくありません。
- あいつやっぱり仕事出来ないんだな
- あいつと一緒に仕事したくないな
- また上司に怒られてる。情けないやつ
実際どう思われているかは分かりませんが、こんな風に思われていると思うと自分が情けなくなりますよね。
バレなければ問題はないと思っている
あなたがミスを隠してしまうのは、バレなければ問題はないと思っているからです。
ミスをした時、第一にバレそうかどうかを考えていませんか?
バレそうなら仕方なく白状して、バレなそうなら別に言わなくて良いと思う人は多いはずです。
でも実は、バレるかバレないかはそこまで重要ではありません。
なぜならバレるバレない以前に、ミスを隠している事自体がデメリットだからです。
仕事のミスを隠すデメリット3つ
仕事のミスを隠すデメリットを3つお話します。
- 毎日不安で仕方がない
- 後になればなるほど言い出せなくなる
- 自分が全責任を負うことになる
毎日不安で仕方がない
ミスを隠していると、毎日不安で仕方がなくなります。
ミスを隠すということは、言うなれば爆弾を埋め込むようなものです。
- お客に不良品を渡してしまった
- ネジを一つつけ忘れてしまった
- 見積もり金額を間違ってしまった
埋め込んでしまった爆弾がいつ爆発するか考えただけで、不安になります。
後になるほど言い出せなくなる
ミスをしてしまった時、タイミングがあれば報告しようと思っていませんか?
そのうち報告しようと思ったあなたは、たいてい報告出来ないはずです。
1ヶ月後に報告したら、「どうしてすぐに言わなかったの?」と追求されるよね
時間が経てば経つほど、自分から言い出しづらくなります。
自分が全責任を負うことになる
ミスを隠すと、大事になった時の責任を全て自分が負うことになります。
それは、ミスに気付いていながら隠すという判断をしたのがあなただからです。
上司に報告して、上司の判断が加われば、上司にも責任が生まれる
もしあなたが隠しているミスが、会社の損害に繋がったらどうしますか?
あなたは会社を辞められますか?多額の賠償金を支払えますか?
一人でミスを抱え込むとは、そういうことです。
ただし、無能な上司は部下に責任を押し付けてくるので、注意が必要です。
無能な上司への対処法は、無能な上司に疲れたらすぐにやるべき対処法3選【ストレスを抱えるだけ損】にまとめています。
仕事のミスを隠さなくて良い理由3つ
ミスを隠すことがどれだけ恐ろしいことか、分かってもらえたと思います。
でも、怖がらなくて大丈夫だよ
今からでもミスしたことを上司にちゃんと言えば、こういった事態を免れることが出来ます。
仕事のミスを隠さなくて良い理由を3つ教えます。
- 誰でもミスをするのが当たり前
- あなたが100%悪いわけではない
- 上司にとってはどう対処するかが重要
誰でもミスをするのが当たり前
- ミスばかりで僕ってホントダメだな
- この仕事向いてないのかな
- 他の人がやった方が絶対良いよな
こんなふうに自分を責める必要はありません。
なぜなら、誰でもミスをするのは当たり前だからです。
あなたが知らないだけで皆ミスしてるし、僕も100回以上ミスしてるよ
あなたの10倍長く仕事している上司は、あなたの10倍ミスを経験してます。あなたのミスなんて、ちっぽけなものなのです。
ミスをするということは、あなたがきちんと仕事に励んでいるという証明です。仕事をサボっていたら、ミスしようがないですから。
ミスを報告したら上司にどう思われるか気にする人も多いはずです。
たった1度や2度のミスで、上司はあなたに失望すると思いますか?答えはNOです。
上司だって、若い頃に沢山ミスをした経験があります。だからあなたがそのうちミスすることも、想定の範囲内なのです。
案外、ミスを報告しても上司は怒りません。上司は対処方法を一生懸命考えるから、あなたを怒っている余裕はありません。
ミスをしたことを隠さずきちんと伝えて、謝ればそれで良いのですよ。
ミスを報告するのがあなたの仕事で、ミスを対処するのが上司の仕事です。
誰でもミスをするのが当たり前
あなたが100%悪いわけではない
あなたがしたミスは、100%あなたの不注意によるものですか?
他にも要因があるのではないですか?
- 期限が迫っていて焦った
- 作業場所が極端に狭かった
- 工具が最低限しか用意されてなかった
たいていミスをした時には、期限や作業環境に問題があることが多いです。
100%自分が悪いと思わなくて良いよ
自分の不注意もあるけど、期限が迫っていて焦ったし、作業場所も狭かったなど、他の要因も伝えてみて下さい。
期限のコントロールや作業しやすい環境を整えることも上司の仕事です。
あなたが100%悪い訳ではない
上司にとってはどう対処するかが重要
上司からしたら、あなたがミスをしたかどうかよりも、そのミスをどう対処するかの方がよっぽど重要です。
上司は立場上、あなたのミスの原因を追求して「再発防止するにはどうすればいいか考えろ!」と言います。
でも頭の中では、そのミスをどう対処しようかを必死に考えています。
対処出来なければ、自分が責任を取らなければいけないからです。
部下の起こしたミスを処理するのも、上司の仕事だからね
だから上司にバトンをパスする気持ちで、やってしまったことを伝えてみて下さい。
上司にとっては部下がしたミスをどう対処するかが重要
仕事のミスを報告するメリット4選
自分がしたミスを報告するのは怖いですよね。でも勇気を出して報告してしまえば、あとは安心です。
仕事のミスを上司に報告するメリット4選を教えます。
- 大事になる前に手を打てる
- 大事になった時にフォローしてもらえる
- 秘密を抱えていた不安が解消する
- 同僚から信頼される
大事になる前に手を打てる
上司が対処法を一緒に考えてくれるので、早めに手が打てます。
上司は自分より圧倒的に経験豊富です。だから自分ではいくら考えても思い付かなかった対処法を教えてくれます。
未然に爆弾が処理出来たら、上司に言って良かったと思えるよね
ミスを報告すると、大事になる前に手を打てる
いざという時にフォローしてもらえる
対処が間に合わず大事になったとしても、事情を知っている上司がフォローしてくれます。
迷惑をかけてしまったお客さんに対して、上司が一緒に謝ってくれるのでとても心強いですよね。
ミスを報告すると、いざという時に上司にフォローしてもらえる
秘密を抱えていた不安が解消する
一人で秘密を抱え込んでいる時ほど不安なものはありません。
上司に報告してしまえば、それだけで不安の大半が解消します。
上司に報告するとやらなければいけないことが出てくるかも知れません。
でも秘密を一人で抱えて爆弾が爆発しないことを祈り続けるより、自分が出来ることを一生懸命やる方が100倍気持ちが楽ですよ。
ミスを報告するだけで、一人で秘密を抱えていた不安が解消する
同僚から信頼される
ミスを打ち明けたら同僚からの信頼を失うと思う人は多いはずです。
実は、そうではありません。
ミスを正直に打ち明けたら、あなたは同僚からの信頼を獲得できます。
10回指示したことを10回とも100%完遂する部下と、10回中2回は完遂できなかったけど、きちんと状況と理由を報告する部下とでは、どちらが信頼できますか?おそらく後者のはずです。
完璧な人間などいません。上司は頭でそれが分かっているから、完璧すぎる部下はどこかでミスを隠しているのではないかと無意識に疑ってしまうものです。大事なのはミスをしたかどうかではなく、それを正直に報告してくれたかどうかなのです。
ミスを隠している時は、あなたの人間性を上司にアピールするチャンスでもあるのです。
ミスを打ち明けることで、同僚からの信頼を獲得できます
自分だけで対処できるなら隠してもOK
いかがですか?ミスを報告してみようかなという気持ちになれましたか?
「それでもどうしても上司に言えないよ…」というあなたには、無理に報告すべきとは言いません。
実は、ミスを隠しても良い場合があります。
それは、ミスがバレて大事になったとしても自分で責任が取れる場合です。
自分がしたミスがどれだけの被害を及ぼすか、考えてみて下さい。
被害がどれぐらい出るか予測するには、ある程度の経験が必要だよ
被害が出たとしても、自分だけで対処出来そうなら、ミスを隠したままでも良いですよ。
被害の予測が出来そうになかったり、ちょっとでも不安があるなら、30分だけ勇気を出して上司に報告した方が絶対良いです。
仕事のミスを減らす方法3つ
そもそも最初からミスをしなければ、あなたが悩む必要はなくなりますよね。
仕事のミスを減らす方法を3つ教えます。
- 簡単な仕事でも手を抜かない
- 短時間集中で仕事を片付ける
- ダブルチェックを徹底する
簡単な仕事でも手を抜かない
5分で終わるような簡単な仕事や、慣れた作業はつい手を抜いてしまいますよね。
「これぐらい良いや」という妥協が、ミスに繋がります。
どんな簡単なことでも、「完璧にやり切るぞ」という意識で取り組めばミスはなくなりますよ。
短時間集中で仕事を終わらせる
人は集中力が切れると注意が散漫し、ミスをしやすくなります。
ミスが許されない仕事ほど、短時間集中で終わらせることを心がけましょう。
ダブルチェックを徹底する
あなた一人ではどれだけ注意しても、ミスをしてしまうことがあります。
そこで、どんな仕事でもダブルチェックを徹底してください。
ダブルチェックしながら仕事をすれば、自分だけでは気付けなかったミスにその場で気付ける可能性がグッと上がりますよ。
仕事のミスを隠すのが超危険な理由と報告するメリット4選【怒られるのは一瞬、罪悪感は一生】まとめ
仕事のミスを隠すのが超危険な理由と、正直に報告するメリットについてお話しました。
- ミスを隠すのは上司に怒られるのが怖いから
- ミスを隠していると毎日不安。隠すという判断をした自分が全責任を負うことになる
- 誰でもミスをするのが当たり前。ミスをすることは上司の想定内
- 自分だけで対処できるなら隠してもOK
- ミスを減らすには、手を抜かないこととダブルチェックが大切
実はミスを隠すと、何よりも大切なものを失います。
それは、同僚からの信頼です。
ミスは誰だってするものだとお話しましたよね。
でもミスした時に正直に言えるか、隠してしまうかは、その人によって違います。
そして皆から信頼されるのは当然、ミスを正直に言える人です。
あなたがもし上司だったら、ミスを正直に言う部下とミスが少ないけど隠す部下、どちらが信頼出来ますか?
圧倒的に前者ですよね。
そして仕事において信頼関係は超重要です。
あなたの上司もきっと、ミスをしないあなたよりも、ミスしたことを正直に話してくれたあなたを心から信頼できるはずですよ。