- 責任の重圧に押しつぶされそう
- 自分が判断を下すのが怖い
- 上司からのプレッシャーがしんどい
仕事の責任が辛くて悩んでいる人は多いはずです。僕も責任を背負うのが嫌で、10年間逃げ続けていました。
実は、重くて辛い責任から逃れる方法があります。
この記事では、あなたが責任が辛いと感じる理由5つと、重い責任から逃れる方法5選を教えます。
この記事を読めば、責任のない仕事が出来るようになるので、休日も仕事のことを忘れて家族と笑顔で過ごせますよ。
パグぞう(pagzo_blogger)
結論、重い責任から逃れるには自分にしか出来ないことを作らないことが重要です。
給料が高ければ重い責任が付いてくるのが会社なので、給料が低くて責任がない仕事をするのも一つの手段です。
どういうことなのか、説明していきます。
責任とは立場上負わなければいけない義務のこと
責任の定義は以下の通りです。
責任とは
1. 立場上当然負わなければならない任務や義務
2. 失敗や損失による責めを負うこと
3. 法律上の不利益または制裁を負わされること
出典:コトバンク
一言でいうと、責任はその人が立場上負わなければならない義務のことです。
もっと分かりやすくするために、次は上司(課長)と中堅社員、新入社員が負う具体的な責任について考えてみます。
- 上司(課長)の責任:ミッションの達成とマネジメント
- 中堅社員の責任 :与えられた業務の遂行
- 新入社員の責任 :先輩の下で仕事を覚えること
上司(課長)の責任:ミッションの達成とマネジメント
課長の責任は、課に与えられたミッションの達成とマネジメントです。
課長の責任を具体的にいくつか示します。
- 課に与えられたミッションを達成すること
- 部下の適性を見た上で業務配分を行うこと
- 部下の仕事が円滑に進むようサポートすること
- 部下を育成して能力を最大限に活かすこと
- 部長に課の成果を報告すること
例えば、部下の仕事が思うように進んでいなかったら、課長はサポートしなければいけません。
見て見ぬふりをして大事になったら、それは課長の責任です。
課長の責任は、組織が大きくなるにつれて重くなります。
組織が大きくなると部下の人数が増え、より高品質なマネジメントが求められるからです。
課に課せられるミッションの難易度も上がり、周りの期待も高まるため課長の責任は重くなります。
上司の責任はマネジメント。組織が大きいほど責任が重くなる
中堅社員の責任:与えられた業務の遂行
中堅社員の責任は、担当業務を管理して円滑に進めることです。もし問題が発生したら、迅速な対処が必要です。
中堅社員の責任をいくつか示します。
- 担当業務を管理して問題なく進めること
- 新入社員に仕事を教えること
- 課長に仕事の進捗を報告すること
例えば、自分の担当業務で想定外のことが起こったら上司に報告しなければいけません。
報告を怠って大事になったら、あなたの責任になります。
中堅社員の責任は勤続年数が長くなるほど、重くなります。
自分にしかできないことが増え、担当業務も増えていくためです。
中堅社員の責任は勤続年数が長いほど責任が重くなる
新入社員の責任:先輩の下で仕事を覚えること
新入社員は仕事を任されることがないので、責任はほとんどありません。
新入社員の責任は以下です。
- 先輩を見習って仕事を早く覚えること
新入社員ならば、先輩の指示は真面目に聞かなければいけません。
逆のことを言うと、先輩の指示に従えれば新入社員としては満足です。
中堅社員になって仕事を任されるようになるまでは、重い責任はありません。
新入社員は仕事を任されるまで、責任がほとんどない
仕事の責任が辛いと感じる理由5つ
中堅社員であるあなたの責任は、与えられた担当業務の遂行です。
なぜその責任が辛いと感じるのか?その理由を5つ教えます。
- やるべきことが多すぎる
- 判断に必要な知識・経験がない
- 判断を誤ると上司に怒られる
- トラブルになったら処分を受ける
- 緊張が続いて心が落ち着かない
やるべきことが多すぎる
責任が辛いと感じるのは、やるべきことが多すぎるからです。
- 後輩がいなくて自分がやるしかない
- そもそも仕事量と人員が合っていない
- 上司が仕事を丸投げしてくる
このような職場環境では、仕事と責任がみるみる増えていきます。
あなた一人でできることは限界があります。なのに仕事は増える一方で、終わらないと大事になります。
手が回らなくなり、いつか限界がくるんじゃないかという不安を抱えながら、あなたは仕事を続けているのです。
仕事が終わらない人は、【仕事が終わらない】不安で泣きそうなあなたが今すぐ取るべき行動3選!【イイ人をやめる】を読んで下さい
責任が辛いのはやるべきことが多すぎるから
判断に必要な知識・経験がない
責任が辛いと感じるのは、判断に必要な知識•経験がないからです。
仕事を進めていると壁にぶち当たることがあります。その時に求められるのが「判断」です。
適切な判断を下せるかどうかは、あなたの知識と経験にかかっています。
知識や経験が不十分だと判断を下せず困り果ててしまい、責任が辛いと感じます。
責任が辛いのは知識・経験が足りないから
判断を誤ると上司に怒られる
責任が辛いと感じるのは、判断を誤ると上司に怒られるからです。
判断を何でもかんでも上司に委ねてしまうと、「それぐらいのこと考えれば分かるだろ」と怒られます。
でもあなたが下した判断のせいでトラブルに発展したら、上司に怒られます。
「なんでそんな大事なことを俺に相談しなかったんだ」
こんなふうに上司に叱られた経験は誰しもあるはずです。
中堅社員は、上司に相談すべきか、自分で判断すべきかの判断がまず必要になるのです。
判断が求められることが多く、誤ると怒られるので責任が辛いと感じます。
責任が辛いのは、判断を誤ると上司に怒られるから
トラブルになったら処分を受ける
責任が辛いと感じるのは、トラブルになったら処分を受けるからです。
自分が引き起こしてしまった問題が、会社の損害に繋がることもあります。
そこに上司の判断があれば良いのですが、あなたの独断であった場合はあなたが責任を取ることになります。
- 評価が下がり給料が減額する
- 別の拠点に左遷される
- 解雇(クビ)になる
最悪ケースはクビになることも考えられるので、責任が辛いと感じます。
責任が辛いのは、トラブルになったら処分を受けるから
緊張状態が続いて心が落ち着かない
責任が辛いと感じるのは、緊張状態が続いて心が落ち着かないからです。
重い責任を抱えると、家にいても仕事のことが頭から離れなくなります。
- 無意識に仕事のことを考えている
- 仕事が気になってプライベートが楽しめない
- 夜眠れず、夜中に目が覚めてしまう
こんな症状に心当たりがある人も多いはずです。
会社支給のスマホを持たせる会社もありますが、そんなもの渡されたらいつ呼び出されるか気になって仕方がありませんよね
家に帰っても緊張状態が続いて仕事を忘れることが出来ないので、責任が辛いと感じます。
責任が辛いのは、心が落ち着かないから
勤続年数に比例して責任が重くなる理由3つ
実は勤続年数が長くなるほど、責任は重くなっていくのが一般的です。
その理由を3つ教えます。
- 「詳しい人間」と認識されてしまう
- 担当範囲が明確になり、逃げられなくなる
- 会社の成長に伴い仕事量と責任が増える
「詳しい人間」と周りに認識されてしまう
会社に長くいると、自分にしか出来ないことが増えます。
そうすると、周りから「詳しい人間」として名前を覚えられてしまいます。
- この仕事をお願いするならあいつだ
- あいつに言えば何とかなる
- あいつならきっと上手いことやってくれる
こんな風に思われてしまったら終わりです。面倒事を次々に押し付けられます。
自分が「一番詳しい人」になってしまうと、聞ける人がいないので自分で答えを探して判断をしなければいけなくなります。
自分にしか出来ないことは、気付けば自分がやらなければいけないことになります。
年数が経つと、自分が「詳しい人間」と周りが認識する
担当範囲が明確になり、逃げられなくなる
入社したての頃は、自分の業務範囲が曖昧なことが多いです。
それはまだ自分で仕事を持っていないのと、上司もあなたの適性を見ている段階だからです。
3〜4年が経過して中堅社員の立場になると、自分の仕事の範囲が明確になってきます。
そこで問題が起きたら、あなたの責任になります。
年数が経つと担当範囲が明確になり逃げられなくなる
会社の成長に伴い仕事量と責任が増える
基本的には年数が経つにつれて会社は大きくなります。
会社の事業範囲拡大に伴い、あなたの仕事と責任も増えていきます。
優れたマネージャーでない限り、あなたの仕事量が管理されることはあまり期待できません。
結果、仕事量と責任はあなたの意思に反して、どんどん増えていきます。
会社が成長すると仕事量も責任も増える
辛い責任から逃れる方法5選
責任に押しつぶされそうになっているあなたが、辛い責任から逃れる方法5選を教えます。
- 昇進しない
- 担当範囲を広げない
- 自分にしかできないことを作らない
- 新しい仕事に手を出さない
- ヘルプ業務を行う
昇進しない
責任から逃れるには、昇進しないことです。
高い給料と責任はトレードオフだと僕は考えています。責任がある仕事をするから高い給料が貰えます。
あなたが責任から逃れたいのであれば、高い給料も昇進も諦める必要があります。
僕は高い給料よりものびのびと楽に仕事する方を優先します。
人生の価値観は人それぞれです。だから、どちらの選択をするかはあなた次第です。
担当範囲を広げない
責任から逃れるには、担当範囲を広げないことです。
上司が無能な会社では、黙っていても仕事が増え、担当範囲も広がっていきます。
「これもお願い出来るかな?」と言われて、どんどんやる事が増えていくんだ
上司が部下の仕事量をコントロールできていない場合、こういったことが起こりえます。
だから自分で、担当範囲を広げないよう意識することが大切です。
自分にしか出来ないことを作らない
責任から逃れるには、自分にしか出来ないことを作らないことです。
自分にしか出来ないことがあると、仕事を断れなくなるよ
自分以外に最低あと一人は、同じ仕事ができる人を育てておくことが重要です。
新しい仕事に手を出さない
責任から逃れるには、新しい仕事に手を出さないことです。
終わったはずの仕事はなかなか手を離れてくれないものです。
それなのに新しい仕事にも手を出してしまうと、必然的に仕事は増えていきます。
ヘルプ業務を行う
責任から逃れるには、ヘルプ業務を増やすことです。
ヘルプ業務は「人足」としての仕事です。
- 現場作業で人が足りないから手伝う
- 棚作りに人手がいるので手伝う
- 担当が不在なので代理で電話応対する
あくまで「お手伝い」なので、あなたが責任を持つ必要はありません。
ヘルプ業務もれっきとした仕事ですが、責任のあまりない仕事です。
辛い責任から逃れる最強の手段は「転職」
責任から逃れる方法を教えましたが、とはいえ周りの目や上司の顔もあるので実行するのは難しいという人は多いはずです。
そんなあなたにおすすめの手段が「転職」だよ
なぜ転職で辛い責任から逃れられるのか、理由を3つ教えます。
- すぐに仕事を任されることはない
- 「詳しい人間」にならなくて済む
- 同僚から気軽に仕事を頼まれない
すぐに仕事を任されることはない
転職後、すぐに仕事を任されることはありません。
新しい職場に来たあなたは、いわゆる新入社員と同じです。
新しい仕事を覚えて、仕事を任されるまでには多少の期間が必要です。
つまりその期間は、先輩の指示に従って責任を感じることなく仕事を進められるのです。
転職すれば、すぐに仕事を任されることはない
「詳しい人間」にならなくて済む
転職して勤続年数をリセットすれば、「詳しい人間」にならなくて済みます。
「普通の人」でいられれば、面倒事を押し付けられることもありません。
転職すれば、勤続年数をリセットして「普通の人」になれる
同僚から気軽に仕事を頼まれなくて済む
同僚と仲良くなると、気軽に仕事を頼まれるようになります。
これはどちらかというとデメリットであると僕は考えています。
転職すれば、みんな初対面になるのでお互いを知ることから始まります。
見知らぬ人には仕事をお願いしづらいので、最初のうちは仕事を頼まれることがありません。
転職すれば、仕事を頼まれなくて済む
仕事の責任が辛い理由5つと重い責任から逃れる方法5選【10年間逃げ続けた僕が解説】 まとめ
仕事の責任が辛いと感じる理由5つと、重い責任から逃れる方法5選を教えました。
- 責任は、立場上負わなければいけない任務や義務
- 中堅社員の責任は、担当業務の遂行
- 責任が辛いのは、やるべきことが多すぎるから
- 責任から逃れるなら、自分にしか出来ないことを作らない
- 辛い責任から逃れる最強の手段は「転職」
- 勤続年数をリセットすれば、「詳しい人間」にならなくて済む
重い責任の対価としてお金を稼ぐことが出来ます。これが社会の仕組みです。
でも重い責任を背負って生きるのは、すごく辛いんだ
みんな重い責任を背負って必死に生きていますが、きっと苦しいはずです。
みんな幸せになるために生まれてきたのだから、辛い責任を背負わずに生きられる世界があっても良いと僕は思います
あなたが責任に苦しめられているなら、逃げ出しても良いです。
責任に苦しめられながらお金をいくら稼いだって、絶対に幸せにはなれないからです。